シャニマス エイプリルフール 残された謎を追え

2022年もシャニマスのエイプリルフールは凄かったですね!

 

今年はまさかのクローズド・サークルな洋館ミステリ。

犯人当てもあって最高に楽しませてもらいました。

 

犯人はプレイしたみなさんは分かっていると思いますが、

このイベントには明確に答え合わせされていない描写が結構あります。

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『A』を継承したお弟子さんは全てわかっているようなので、我々も残された謎を考えてみましょうというのが本記事の目的です。

 

シャニマスのことなのできちんとフェアなミステリになっているはず。

可能な限り描写を信頼しながら推理を進めてみました。

 

ということで謎の一覧はこちら。

 

 

 

自分の自信度は

 

謎① 手帳の記号はどういう意味だったの? 

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えらい。

推理のノクチルパート、小糸が見つけてきた『Aの手帳には』記号と名前が書いてありました。

〇: 霧子・透

レ: めぐる・愛依

 

この意味は描写から推定が可能です。

 

まず 〇について。

これは『A』の正体である『天井努』に因縁のある者です。

同ノクチルパートで透が

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と言っています。

同じく霧子も『天井努』に反応しているシーンがあります。

アンティーカが遺体を検分しているシーン、咲耶が胸ポケットから『A』の本名を示す身分証を見つけたシーンです。

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『天井努』という名前に意味深な反応をしています。

この場ではごまかして終了し、その後言及されることはありませんが、透と同じく『天井努』になんらかの思いがあると考えた間違いないでしょう。

 

続いて レ: めぐる・愛依

これはこの二人の行動をたどれば明確にわかります。

それは、『真相ノート』がばれるとまずい者ということです。

 

愛依は父が『アンダルシアの乙女強奪事件』の犯人

めぐるは『怪盗283』の正体

 

を知られたくないわけですね。

 

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そしてこの二つの情報が『真相ノート』にあることは招待状にばっちり示されています。

真相ルートで愛依の謎は明らかになりますが、『怪盗283』はちゃっかり資料を回収。自分の正体をしっかりと隠しています。

 

ということでまとめると、

 

〇: 霧子・透

 →『天井努』に因縁があるもの

レ: めぐる・愛依

 →『真相ノート』を表に出したくないもの

 

となります。

謎② はづきさんって何者? 

これはずばり、

怪盗283=八宮めぐる=七草はづき

です。

これはわかりやすくイベント内にその可能性が示唆されています。

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「『怪盗283』には、どうぞお手柔らかに」

「……ふふっ」

この声色がかなり似ているんですね。

音声を飛ばし気味だったり、出先できけなかった人は一度聞いてみてください。

 

弟子もひょっとしたら

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とこのやり取りで最終的に確信がもてたのかもれません。

 

これだけだと妄想かもしれませんが、めぐる=はづきをもってイベントを読み返すといくつか辻褄の合う展開が用意されています。

単独行動の機会が多かっためぐるですが、重要なのはこちら。

 

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冒頭で、『A』に弟子がいたことをめぐるは知っていますが灯織は知りません。

 

シャニマス本編の灯織の性格をもとにすれば、『A』については事前にしっかり調べなおしてから現場にきているはず。

その灯織が聞いたことがないということは、弟子の存在は公になっていないと考えられます。

 

その弟子を知っているめぐる。

彼女がはづきさんでもあり、『A』の屋敷のスタッフでもあるなら理解できますね。

 

 

ここで、めぐる=はづきだとするなら、

・事前に食事に毒が入っていたこと

を怪盗283は知っていたことになります。

 

この要素をふまえると次の謎が明確に説明できるのでみてみましょう。

 

謎③ 共犯ルート、あさひと冬優子はどうやって助かった? 

共犯ルートのラスト、

あさひと冬優子は解毒剤により生き残ります。

 

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そして千雪さんと弟子は遺体がない=解毒剤を打って逃亡しています。

 

愛依がもっている解毒剤は自分がもっている一つのみ。

ではどうやって二人は助かったのでしょうか。

 

ひとつ考えられるのは半量ずつうって二人とも助かったこと。

ただこれが可能だとする根拠はイベント中にみつけられませんでしたし、全員の解毒剤がある必要性が薄れてしまいます。

 

ならば、

フリーな解毒剤は二つあった

と考えれば筋が通るでしょう。

 

一つは愛依が千雪から受け取った解毒剤。

もうひとつは、怪盗283=はづき=めぐるが持っていたものです。

 

『登場人物』としてめぐるが参加する以上、毒のはいった食べ物をめぐるだけ避けるのはあまりにも不自然になり食べざるを得ないはず。

よってめぐるも他のみんなと同様に毒は食べてまっていることになります。

 

保険として、自身の解毒剤は別途確保しているのが妥当ではないでしょうか。

 

みんなが毒によって倒れる場面、愛依があさひと冬優子を助けようとしているのを見てしまっためぐるが自分に打つ予定だった注射器を愛依に提供した、と私は考えます。

 

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この間はもう一人自分たちを助けようとした人物がいる可能性に冬優子は想い至っているのではないでしょうか。

 

惨劇から生き残ったあさひと冬優子が千雪とお弟子さんを追いかける展開、とても続きがきになりますね。

 

謎④ お弟子さん TSシャニP説

お弟子さんが『A』の後継に指名されるシーン、

 

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俺、と一人称を使うお弟子さんに甜花は違和感があるようです。

 

ご存じの通りプロデュースにおけるシャニPは

仕事中や初対面だと「私」、アイドル達の日常では「俺」を使っています。

 

一通り今回のコミュを読み直してみると、

弟子はモノローグでは「俺」をつかっていますが、会話のときは最後の瞬間を除いて「私」を使っています。

 

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俺は7回

 

本編中のシャニPのように、身長190弱20代中盤から後半のイケメンが「俺」といったとして不思議に感じる人はいないのではないでしょうか。

 

もう一つ、千雪さんが残した足跡では弟子さんはこのように描写されています。

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この時点では、弟子の見た目=シャニPでみなさん考えているはずなのでそのままうけとっていますが、必ずしも男性である必要はありません。

 

他にも、クローズド・サークルで殺人が起きているのに唯一の男性だった場合、もっと警戒されるのではないか、というメタ的な視点もあります。

探偵と弟子は初対面ですからね。

 

以上から、弟子の人物像は、

  • 「私」はしっくりくるが「俺」だと違和感がある
  • 男性か、大柄か小柄な女性

ということになります。

 

もちろん、与えられた情報からシャニPがいつも通りの見た目であることを完全に否定できる要素はありません。

 

なので、この「俺」にまつわるしかけは、

いつもはシャニPのイメージが固まりすぎてごめん、今回のエイプリルフールは自由に妄想できる余地を残しておいたぞ!!

ということなのではないかなと私は思っています。

 

ここで私が出す答えは、

TSシャニP

 

語りや口調はいつものシャニPと同一で、性別だけをひっくり返したイメージですね。

これなら「俺」に周りが違和感を覚えつつ成立する設定です。

美琴さんや咲耶ばりに背も高く、アイドルやモデルをやっていそうなほど顔もよく、ところどころ抜けていて「ちゃうちゃうちゃーみん~」と歌いながら料理してしまう、そんな女性になります。

 

つよい。

 

もちろんこれは私の妄想ですが、みなさんも自由なお弟子さん像を描いてみてはいかがでしょうか。

 

設定的にコナンくんばりの子供、青年でもいけるはずですよ。

 

 

謎⑤ 『A』は最後になんといったのか

『A』の最後のセリフは不自然に途切れてわかっていません。

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もし千雪さんを後継者として認めていたなら、ここで区切る必要はないですよね。

 

ここでラストシーンのあぶりだしのネタばらしをするはづきさんのセリフをみると、


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どうも『A』は初めから弟子を後継者にしたかったように

思えます。

だれかと協力しないと謎が解けないのは弟子だけですからね。

弟子だけが招待状をもっていないわけですから。

 

さらに、この形式で話を進めるとして、あぶりだしだけで解決するとすればお弟子さんが最初の一人になる可能性は低いはず。

複数人が一人で謎をといている描写もあることから明らかです。

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選択肢を間違うと教えてくれる美琴さん

 

ここから想像できることは、おそらく自分が殺されてそれを弟子が解決するところまで『A』たる『天井努』には思い描けていたということでしょう。

 

であるならば、

最後のシーンは

千雪さんのほうではなく明後日の方向を見つめながら、

「筆を進めよう、後継者は――私を殺したお前を捕まえる、弟子だ」

となるとエモいですね。

 

ただ、その発言をする直前、後ろから千雪さんに殴打されていそうではあります(笑)

 

殴り殺す気まんまんで千雪さんは部屋を訪れてますからね

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ちょっとだけフォローすると、

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Aは「鍵を奪え」といっているので武器を持っていくこと自体は理にかなっているとは思いますが……

やっぱりヤると決めた時の強い千雪さんは魅力的。

 

 

その他小ネタ

 

小ネタ1

 料理探偵こがタンのどじ

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あぶりだししようとして招待状焼いてる……

 

小ネタ2

 『A』の推理方法

探偵ものに個性的なスタイルは必要不可欠。

どうも『天井努』もそうとう素っ頓狂な方法で事件を解決していたみたい。

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犯人に『うたわせる』……

実際どうしていたかは愛依の行動がヒントに。

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愛依は『真相ノート』に加えてレコードを探しています。

 

つまり、そのレコードがあれば事件の全貌がばれてしまうということ。

 

ここから導き出される『A』の事件解決方法は……

「音楽をかけながら犯人にカマをかける、その自白をレコードやCDに録音して証拠としておいつめる」

だと考えられます。

だから愛依はレコードを処分したかったわけですね。

これが『うたわせる』の手口。

 

そう考えると部屋にあった沢山のレコードには犯人の自供がつまっているわけで、なかなかいい趣味をしてますねw

 

小ネタ3

 めちゃくちゃ効果的だったクッキー作戦

 

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台所を占拠していた千雪さん。

他の探偵も彼女の犯行後にあぶりだしの仕掛けに気付いていたようですから、

クッキー作戦はばっちりハマっていたのではないでしょうか。

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小ネタ4

 めぐるとはづき

 この二人の名前を縦に並べると、

 

 七草はづき

 八宮めぐる

 

 となるので、同一人物の偽名として綺麗すぎるんですよね。

 283プロの中からはづきさんと同一人物を選べって言われたら私もこれを選びたくなると思います。

 

 よってこの世界の

 

 三浦あずさ

 

 はひょっとしたら怪盗283の偽名の一つかもしれませんw

 

おわりに

というわけでエイプリルフールイベントの自分なりの解釈でした。

 

シャニマスシナリオライターならしっかりいろいろ仕掛けてきてるはずということでしっかり読み直しながらまとめてみました。

間違っているところもあうでしょうが一解釈としてご容赦ください。

 

俺がこの記事を通して言いたいことはただひとつ。

 

弟子(TSシャニP)と千雪さんの2次創作がなぜどこにもないんだ!!!

 

ひょっとしたらもうあるかもしれませんので、見かけたよ、描いたよって方は教えてくださいね。