セヴン♯スまでのシーズまとめとCANVAS予想
こんにちは! Avinです。
今回は、
- セヴン♯スまでのコミュを踏まえたシーズの関係性について
- アイドルとしてのシーズとルカ
- シーズが乗り越えなければならないこと
- ラストで提示された、新プロジェクトについての仮説
について自分の考えをまとめています。
予想できるのはライブ前の今だけ!
これまでのシーズコミュのネタバレ全開なのだけ注意してください。
セヴン♯スまでを踏まえたシーズの関係性について
今回のイベントコミュでは、美琴とルカが同じ事務所にいたころのエピソードが語られれています。
ダンスはカンペキにできても、アドリブをもって表現したい自分はどこにもいない。
このもどかしさは、にちかのWINGコミュと同じ状況と言えます。
にちかは、自分のありのままの姿では一般人に過ぎず、アイドルとしてはやっていけないという自覚をもっています。
表に出すべき自分がない、という点ではかつての美琴・ルカと同じです。
つまり、
美琴・ルカ・にちかの最初の在り方は同じだった
というのが重要なポイントです。
しかし、そこからそれぞれが辿った、あるいは辿ろうとしている道は違いました。
美琴
自分自身の表現には目を向けず、ただひたすらに技術を高めていきました。
10年ストイックに積み重ねて、絶対音感も維持できており、全てにおいて正確なパフォーマンスを実現できる。
ルカ
皮肉にも美琴との別れを経て、ルカはアイドルとして必要なものをみにつけられたようにみえます。
さらっとアドリブがやりたいと言い出せるまでに。
かつての、練習生であったころのルカではこうはならなかったでしょう。
熱心なファンがついて”カミサマ”と呼ばれる姿は、283プロにも負けないアイドルです。
にちか
彼女のアプローチは、いうなれば”模倣”です。
自分にアイドルとしての価値が感じられないなら、良いと思うものを真似すればいい。
八雲なみの燃え尽きるようなパフォーマンスを
あるいは美琴のストイックに積み重ねていく姿を
WINGでにちかがとった勝利のための方策は、まるで美琴のような努力でもありました。
圧倒的な技術力を身に着けた美琴の姿は、ある意味では「にちかでも到達しうる高み」であると言えます。
それはにちかにとってはあこがれであり、ルカにとっても同じだったのです
つまり、美琴の在り方は、「全ての持たざるものにとっての偶像」たりうる。
それが改めて今シナリオで提示された関係性だと思います。
アイドルとしてのシーズとルカ
セヴン♯スでは、にちかにとって美琴はアイドルであることが明確に提示されました。
「ずっとステージ上にいたい」という想い。
それがたとえアイドルとしての才能がなかったとしても、ただそうありたいというだけで10年ひたすらに積み重ねられる心の強さ。
この美琴の存在は、ルカやにちかがそうであったように、我々にも深く響くものではないでしょうか。
これを読んでいるあなたも、子供のころには叶えたい夢があったはずです。
さて、それはいまどれだけ実現したでしょうか?
現実の世界はとても厳しい。
実際に夢をかなえられる人なんて本当に一握りだけ。
自分よりも才能がある人なんて世の中には沢山います。
技術をみにつけて能力が上がれば上がるほど、自身の足りなさに気付いていくものです。
まさにこの2年間、にちかが苦しんできたように。
そして、どこかで挫折し普通の人生を歩むことになるのでしょう。
アイドルマスターにはいろんな”普通”の女の子がいました。
でも、彼女たちは決して普通の女の子ではありません。
例えばキラキラ輝いて観る者に元気を与えられる笑顔、それは間違いなく特別なのです。
真の意味での”普通の女の子”がアイドルを目指す、目指したっていいんだ。
それがシーズの物語であると改めて思いました。
丁寧に世界を描写していきたシャニマスだから説得力をもって描けるストーリー。
シャニマスの世界はとても正直でまっすぐで、ご都合主義なイベントは起きません。
隠された才能が開花したりするのではなく、ただ普通のまま、アイドルとして大成する。
シーズはきっとそこにたどり着いてくれると信じています。
シーズが越えなければならないこと
さて、シーズがいまもっている魅力は、夢を諦めずに立ち向かっていく姿だと示しました。
ここには大きな問題があります。
それは、
「その魅力はお客さんには決して伝わらない」
ということです。
美琴が努力する姿をみることのできる、にちか、ルカ、プロデューサーにはわかるでしょう。
けれど、その姿は決して表にでることはありません。
例えば小糸のように、がんばっている姿をそのものがみんなを元気づけるようなアイドル像もあるでしょう。
しかし、シーズが目指しているものは”完璧なパフォーマンス”。
良い悪いではなく、”完璧なパフォーマンス”しかできないのが今のシーズの限界でもあります。
きっちり442ヘルツの音はだせる。しかし、それだけでは人気はえられません。
その結果、作中世界での評価はこちら。
その限界を突破してアイドルたりうるにはどうすればいいか。
それもまたセヴン♯スで提示されています。
それは、”高精度な模倣による、アイドル性も含めた再現”です。
八雲なみの楽曲をカバーするにあたり、美琴はアドリブを自分で作り上げることはできませんでした。
しかし、八雲なみのアドリブを通して、彼女がアイドルとして表現してたものにたどりつきます。
作中における美琴は、ギュっとこぶしを握るフリによって、観ている人々に”八雲なみ”らしさを伝えられたに違いありません。
そのためににちかとステージを作り上げることを選びました。
なぜ一緒にパフォーマンスするルカではなくてにちかだったのか。
対象が八雲なみだったから、だけではなく、この”八雲なみの模倣”がにちかがいつも行っている試みだと気づいたからなのだと思います。
アイドルであるために必要なものはなんなのか、完璧なパフォーマンスだけでは足りないなにかを自覚したのです。
単なる模倣では、劣化コピーでしかなかった。
しかし、最高の技術をもって感情までを模倣できれば、
今の美琴とにちかなら、観客には完璧なアイドルにみえるパフォーマンスができると確信しています。
そしてそれは、既にアイドルとしての個性を確立できてしまったルカとでは駄目なのです。
美琴がその必要性に気付けたいま、シーズはようやく相棒としてアイドルになるための戦いに赴くことができるようになりました。
ここにきてにちかWINGに置いてけぼりにしていた課題に向き合うことになります。
普通の少女がアイドルになるためにどうするのか。
そのための試みがエピローグで提案される新プロジェクトであり、5thライブで仕掛けてくることであり、CANVASシリーズの内容に深くかかわってくるはずです。
ラストで提示された、新プロジェクトについての仮説
シーズがアイドルとして足りないものを埋める手法。
それは”アイドルの模倣”にヒントがあります。
では模倣する対象はなにか。
身近に素晴らしいアイドル達がいるんですよね。
そう、283プロのアイドル達です。
ここまでの5年間を通して、それぞれの6ユニットはアイドルとしての魅力を示してくれました
そんなイルミネを、アンティーカを、放クラを、アルストを、ストレイを、ノクチルを。
シーズが模倣することができれば、そこに新たな道ができるはずです。
1つをマネただけではただの劣化コピーだが、複数を自分の中で組み合わせられればそれが個性になる。
様々な分野でよく言われている概念です。
明確なアイドルとしての個性が見えない、”真っ白”な、けれど感情すら模倣できる技術をもつに至ったシーズなら、それが実現できるはず。
だから、新規シリーズCANVASの構成、新規の3曲のうち1曲はシーズがそこから学べるような1曲になっているはず。
色が混ざって、新しい色になって
中には消えていく色もあって
最後にシーズも含めてキレイな7色がおどるCANVASが完成する
具体的には、以下が有力だと考えています。
八雲なみのそうだよを各ユニットがカバー!!!
イルミネ 新曲1・新曲2・そうだよーイルミネver
みたいな感じで7ユニット分。
これなら全体曲じゃないけど曲数は例年といっしょ。
”あのシングルじゃない、新しい1枚め”
というプロデューサーの発言とも整合がとれます。
”そうだよ”を各ユニットがそれぞれのアイドルとしてカバー、その表現をシーズが学んでいき、7枚目でついにアイドルとしてのシーズが誕生する。
そのために、5thライブでやらなければならないことがあります。
これからカバーしていくであろう、オリジナルである”そうだよ”が必要です。
セヴン♯スの再現として、緋田美琴&斑鳩ルカでの、八雲なみをコピーした”そうだよ”初披露。
そして6th、シーズのCD発売後にもう一つイベコミュを挟んで、283プロによる八雲なみをきちんと終わらせることができるような、25人による完成版”そうだよ”をもって斑鳩ルカ、八雲なみをめぐる283プロとの因縁の解消、まで妄想しました!
まとめ
- にちか、美琴、ルカはその原点において似た者同士だよ
- にちかと美琴は同じ目線でアイドルを目指せるようになったよ
- 足りない才能は技術による模倣で補っていくよ
- CANVASシリーズには各ユニットにそうだよが入る?
- 5thでオリジナル”そうだよ”が披露される?
予想するなら今しかないのでまとめてみました。
まだ二日目のチケットないけど、5thライブ楽しみです!