シャニマスのライブに参加してきた感想とかいろいろ
2ndは抽選外れて配信、3rdは名古屋二日目、福岡は両日参加でした。
人生においてライブに参加したのは今回が初めて。
いままでライブについてどう考えていたのか、シャニマスからライブにいって考えがどう変わったのか。
思い出としてまとめておきたかったので書いておきます。
ライブについて シャニマス以前
振り返ってみると人並みには音楽に触れてたと思います。
中学、高校くらいまでオリコンチャートの上位を適当に。
大学に入ってからはカラオケも意識しつつ「自分の好きな音楽」をいろいろこじらせながら探していました。
好きだったのは、ポルノグラフィティ、Janne Da Arc、 GO!GO!7188、ACIDMANあたり。
その後さらにこじらせて、Rapsody, Nightwish, Within tamptationあたりのシンフォニックメタル系統へ。
とはいえそこまで熱心にハマってはおらず、遠征してライブに行こうとまでは至りませんでした。
ちょうどニコニコ動画などでライブ映像などが見れるようになったのもあり、ある考えに至ったのが主な理由だったと思います。
それは、
「CD音源と比較してライブって劣化版じゃね??」
というもの。
そして実力が低ければ低いほどその差は大きい。
もちろん路上ライブやライブハウスで下積みを重ねてきたバンドであれば違うのかもしれません。
でも男性、女性を問わず歌番組にでてくる生歌の多くがなんかいまいちだなって経験はみんなあると思うんですよね。
特に某事務所のもう解散した男性アイドルグループとかは下手で揶揄されるのとか笑いごとじゃないでしょ、一応歌を披露する歌手なんでしょってずっと思ってました。
女性アイドルが口パクを疑われたり、実際に口パクだったりする場合があるのも結局同じ問題の構造。
アニメやゲームをベースにした2.5次元コンテンツになるとその問題はより深刻になります。
だってその中に正解がもう既にあるわけですからね。
どんなに頑張っても現実の場、3次元の場に100%を再現することはできないのは当然のこと。
さらにそういったコンテンツには声優さんのパフォーマンス以前の問題も多数ありました。
代表例はとってつけたような、例えばBGMになんだかふわふわとした質の低い歌詞がついただけのキャラソン。
もう勘弁してくれ!!好きなコンテンツを落とさないでくれ!!ってのは本当に沢山あったんですよ。
シャニマスのソロが発表されたときにみんながざわざわしたのも、そういった苦い経験がオタクにはあるからだと思います。
ただ……
そういった不安とかを打ち消すぐらいの魅力をシャニマスに感じていたのは事実で、だからこそシャニマスで自分が体験できていない部分、リアルライブは自分の目でその価値を見極めてやろうと行動することになります。
アイドルとはなんなのか、歌手とはどう違うのか、あるいは違わないのか
シャニマスはそれらのテーマから逃げずに、かつ優しい世界観で描いてくれていることもまた、ライブ参加への後押しになりました。
ライブについて 3rdライブを終えて
ライブとコンテンツの関係、そのものに関する考えは今でも変わっていません。
多くの場合、しっかりとした編集の加えられたCD音源のほうがライブ音源より質は高いでしょう。
例えばシャニマスをまったく知らない人にCD音源とライブ音源を聴き比べてもらった場合、初期のライブとの比較であればほぼ間違いなくCDの方が良いと感じるはずです。
ただ一つだけ、間違っていたというか足りない視点がありました。
それは、
「自分のような素人が気づいてるようなことを、プロであるスタッフが、そして何よりも直接演じている声優が気づいていないはずはない」
ということ。
1stライブも、サマパもMusicDawnも2ndも全部見ました。
リリイベやツイッターでの作詞や作曲者のコメントも見ました。
そして何よりも感情の入った3rdライブのコメントの数々。
ソロ曲はどれもアイドルになってWing勝ったあたりまでの想いが詰まってるので、一番近くでアイドルに向き合ってるなら響かないはずがないですよね。
そういった多くの想いを会場で体感して、
もちろんすべてのコンテンツがそうだとは言えないけど、
少なくともアイドルマスター シャイニーカラーズは
シャニマスという美しい世界を現実で再現しようと、
到底不可能なことを全力でやろうとしてるんだなって心から信じることができました。
そういった理想に向かっていく姿は本当に尊敬できます。
もし、そこにプロデューサーとして参加することが理想の実現に0.001%でも貢献できるとするなら、それ以上のことはないでしょう。
今回の3rdの千秋楽での体験はそれに近いものがありました。
今後もそういったシャニマスの奇跡のような瞬間を夢見て、ライブに参加し続けるでしょう。
3rdライブの好きなところ
これだけで終わるとあれなのでライブで好きなポイントを選りすぐりの4点だけ
1.純白トロイメライ サビのダンス
純白トロイメライが一番盛り上がるところはやっぱりサビのセリフ周りだと思うんですけど、その前後でセリフ担当のフリが他の四人とちょっとずれてすっとまた戻るみたいな感じがほんとかっこいい。
一番は咲耶のところかも
他にもBlack Reverieの一人ひとりスポット当たりながらポーズとっていく流れとか、静と動のメリハリのある動きがとてもアンティーカらしくて良いんですよね
2. いつだって僕らは ラスサビ直前の小糸ちゃんの声が裏返るところ
ラスサビの前の一人ずつ歌うところ、
光集めて響け遠くへ(透)
結んだキズナ信じて(円香)
なんだって出来るよ(小糸)
一人じゃないから(雛菜)
って割り振りなんですけど、小糸パートはCD音源と違って
なんだーーってで↑きーるよ!!!
みたいな感じでなんかめっちゃ力が入るんですよね。
確信はないけど意図的にやってそうで、
それをうけての一人じゃないからの雛菜パートもめちゃくちゃ力が入る感じ、凄いノクチルの繋がりが見えますよね 好き
3.ダブル・イフェクト ステップ
アルストロメリア特有の小鳥みたいな足を前にだしたりちょこっとおじぎするステップがありますよね。
ダブル・イフェクトは今までをさらに洗練させたというか、
より大きな動きになっていたと思います。
薄桃色にこんがらがって以降により強くでてきたアルストロメリアの芯にある力強さのようなものを楽曲を含めて感じるんですよ。
さらにいうと、この曲は会場で全体をみれた方がより臨場感をもって動きが見えるんですよね。
ライブでより好きになった曲だと思います。
4.OH MY GOD 全部
SHHisは本当に凄かったとしか言えないですよね。
初日のフル初披露でなんかすごくて、ホテルで日付が変わり次第かって聴きまくったのを覚えています。
あまりに良すぎて美琴さんのSSRカードを引くまでガチャを回したりもしました。
そうやってできる限りの予習をして臨んだ二日目、さらにレベルが上がっててもう凄いとしかいえません。
またこの楽曲の特徴?として、SHHisはまだシャニマスとしてはじまっていないんですよね。いままでとは違ってWingは一人で挑んでいるように描かれていて、サポイベでちょっと会話があるだけでまだSHHisとしては動き出してないはず。
にちかはWING優勝してからじゃないとアイドルとして前に進めないし。
いつだって僕らはがノクチルのありかた、あの花のようにが天塵をモチーフにしていることを考えれば、これから展開されるSHHisのコミュを読むことによりさらに曲が進化していくに違いありません。
次の展開が本当に楽しみです。
余談:シャニマスにはゲーム内に3Dライブがありません。本来あったほうがより広い層に受けいられると思いますが、だからこそリアルライブの表現に無限の可能性が生まれるのかもしれないなと。
正解がないからこそ余白もうまれるわけで、リアルライブを楽しむならこれはこれでいいのかなと思えます。公演ごとにフリは進化していくのも自然に楽しめるわけで、あったらダメとはいいませんがコンテンツとして実装の優先度は高くないかなというのが個人的な感想。
まとめ
シャニマスに出会えて、ライブに行く決断が本当によかったなと思います。
福岡二日目は真正面で最前だったのでこれ以上の経験は今後できないような気さえしますね。
これからも全力でシャニマスを楽しみたいと思います。
ここまで読んでくださったかたに一番重要な情報をお伝えしますが、それは月岡恋鐘を演じる礒部花凛さんは素晴らしいということです。
たった月額550円なのでチャンネルに入りましょう。